「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」(創世記2:24)
「そうですね、では、どちらの側に?」
結婚関係ではパートナー同士がお互いに譲り合い、理解し合歩み寄ることが大切です。上の言葉は、片方のパートナーを中心にして、相手は従うことが「一致」ですよね?という冗談を表しています。
面白いですね。しかし、実際には冗談ではなく、このような考え方のために摩擦が耐えない結婚関係は多く存在します。家族の間では関係性が近く、また文化的な価値観もあり、境界線の設定が難しくなります。しかし、家族だからこそ、健全な人格成長と関係性のために境界線の設定と理解が必要です。
境界線は人間関係を壊すものではなく、より健全に、豊かにします。このクラスでは、夫婦関係に集中して、境界線の形成と適応を学びます。
こんな方にお勧めです
- 夫婦関係に問題があるが、何が問題なのか分からない、整理できない。
- 配偶者を刺激しないように生活している。しかし、状況が改善しない。
- 義理の家族、趣味、他の異性の存在...配偶者である自分は二の次にされている。
- 理不尽な扱いを受けても、どのように対応すればいいか分からない
- 相手と良い関係を作りたいが、喧嘩が絶えない。話ができない。
ご利用者様からのレビュー
境界線が引けない相手でも、自分が境界線を引くことである程度解決に繋がること。問題に対する心の持ちようが変わった。
全く知らなかったメソッドでした。クリスチャンであっても特に日本人には欠けていて弱い部分でもあることを学べて自分の人生は180度変わった。本を読むだけでもいいが実際の学びで皆で進めると深く入ってきた。反対に言うと読んだだけでは自分に落とし込めなかった。いい人の定義が曖昧だったのが分かった。クラスの中のフィードバックが励みになった。自分の経験を大変でしたねと言われて癒された。他の参加者の実例と優美さんのやりとりも学びになった。
学んできたこと、実践してきたことが、活かされてきていたことがわかり、励まされた。本、一冊全てを学べるので、体系的にとても役立ち、身に付く。
お申し込み
■ 日本(木)8時、アメリカ(水) EST 8 PM/PST 3PMーあと2名で開始
ご希望の時間がない場合は、待機リストにご登録下さい
費用
こちらのページをご参照下さい→「価格一覧」
クラスの特徴
ヘンリー・クラウド『二人がひとつとなるために―夫婦をつなぐ境界線』
「Boundary in Marriage」の邦語約『二人がひとつとなるために―夫婦をつなぐ境界線』とワークブックを利用します。テキストは日本語でも英語でも構いません(キンドル可)。
より良い方向へ―負のサイクルを断ち切る
「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という」(アインシュタイン)
他の方法が分からないため、同じアプローチを繰り返し、状況が悪化していることがあります。良い方向に向かうための手がかりを、学んでみましょう。
違いを理解し、より良く愛する
自分と違う価値観を持ちながら「二人が一緒である」ということは可能です。
どのようにより良く相手を尊重し、愛し合うことが出来るか、実践的に考えることが出来ます。
内 容
※クラスは全10回です。いくつかの章はワークブックのみお渡しします。
第一部 境界線を理解する
1.境界線とは何なのか?
2.境界線の10の法則と結婚生活の適応
3.自分自身に境界線を引く-もっと愛される人になるために
第二部 結婚生活に境界線を築く
4.ひとつになるには、二人が必要
5.大切にするなら自分のものになる
6.価値観その一 神への愛
7.価値観その二 配偶者への愛
8.価値観その三 正直でいること
9.価値観その四 誠実さ
10. 価値観その五 思いやりと赦し
11. 価値観その六 聖さ
第三部 結婚生活における衝突を解決する
12. 三人だと多すぎる-結婚生活を侵入者から守る
13. 六種類の衝突
14. 境界線を大事にする配偶者との衝突
15. 境界線に抵抗する配偶者との衝突
第四部 境界線に対する誤解
16. 結婚生活での境界線の誤用を避けるには
クラスお申込み後の流れ
- クラスお申込み後の流れ
- お申込みフォームに記入
- 開始予定10日ほど前にクラス開始のご連絡が届きます
- 延期の場合確認が届きます。
参加者同士のお名前の確認。
- クラス開始
- 資料とZoomリンクがメールで届きます。
初回にクラスの日程や内容についてのオリエンテーションがあります。
クラス開始後にご請求が届きます。
夫婦関係の相談は、非常に多く寄せられる相談の内の一つです。境界線のクラスで部分的に「夫婦関係と境界線」扱っていますが、もっとしっかりと取り組む機会があればと思いました。
多くの方に夫婦カウンセリングをおすすめして来ましたが、経済的、時間的に難しい、相手が非協力的である、などの声も少なくありません。コミュニケーションの訓練として、クラスは非常に効果的です。一人で抱え込まずに、安全な環境で、今の状況から前に進む道を探してみませんか。
Yumi Ikeda Morse:牧会カウンセラー、Prepare/ Enrichファシリテーター
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「境界線クラス」と「夫婦関係の境界線クラス」の違いは?
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「境界線クラス」では、境界線の基本的な考え方や概念をしっかりと学びます。夫婦関係だけではなく、他の問題との境界線を全体的に学ぶことが出来ることも特徴です。
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境界線クラスと夫婦関係のクラス、どちらを取ればよいか?
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おすすめは、まず「境界線クラス」で基本を理解し、「夫婦関係の境界線クラス」で、学んだことを復習しながら、具体的な考え方・生き方を実践することです。
夫婦関係では境界線を適応するために多くの精神的エネルギーが必要な場合がありますので、大きな問題に取り組む前に自分自身を理解し、練習を重ねると、夫婦間での問題に対処しやすくなります。「夫婦関係の境界線クラス」に直接入ることをおすすめするケース
- 取り組みたい問題が夫婦関係であることが明確
- 今問題が起きている。早めに問題に対処する方法が知りたい
夫婦関係と境界線クラスだけでも、適応できるように構成してありますので、今の状況に早く対処したいという方はぜひ「夫婦関係の境界線クラス」から始めて下さい。
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一人で参加できますか、夫婦で参加するものですか?
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どちらでも大丈夫です。一人でも、問題解決に向けた効果があります。ただし、クラスは他の参加者を含めた学びの場であり、お二人の問題を解決する時間ではありません。ご夫婦で話し合う必要がある場合、もしくは話し合い自体が難しい場合は、別個夫婦関係を扱うカウンセリングがお勧めです。お問い合わせいただければ、ご紹介いたします。
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義理の家族が関わっている場合は?結婚関係に含まれますか?
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「12章 三人だと多すぎる-結婚生活を侵入者から守る」で扱います。侵入者として「仕事、子供、結婚外での趣味や関心事、テレビ、義父母...」等々が挙げられており、有用な考え方を学ぶことが出来ます。
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結婚前、付き合っている状態の人にはおすすめですか?
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結婚前の方には、婚前カウンセリングがお勧めです。いくつかの団体がよいサービスを提供しています。ご紹介できますので、お問い合わせください。