第3週 霊的虐待の主な特徴とは?/「ひまわりの小路」2024春
こちらの資料は、「ひまわりの小路(こみち)/霊的虐待からの回復を支援するグループ」内で使用された資料です。
発表日:2024年4月
第2週 霊的虐待の定義
表3.1 霊的虐待の主な特徴
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カルト化教会、霊的虐待につながる文化を持つ団体には多くの共通項、傾向性があります。
有害な特権意識、選民思想
- 私達は特別だ
- 他の教会、他教会のクリスチャンは堕落している
- 孤立させる
- 囲い込む
- 社会とのつながりを絶ち、自分たちのコミュニ的へのつながりを強める。離れられないようにする。
- 対立構造、意識を作る(同じようなプライドを植え込む)
再臨、黙示録への偏った危機意識
ご利益的
愛ではなく恐怖がベース、強迫的
あなたは救われない、堕落した(適応が極端)
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- 上の表を見てどのようなことを考えましたか、感じましたか。
- どのような理由で組織、教会の指導者、クリスチャンは上のようなことを行うのでしょうか?意図的か、無意識的?
- 同じような虐待的環境を作り出さないためにはどのようなことが必要でしょうか。
- 上記のようなことを行っている組織、個人にどのように対処すればよいでしょうか?
キリストと活動家(re-activist)
Christian contemplation: A heart that listens/ キリスト教的観想-聞く心
ブライアン・ズハンド
「受肉によって神が歴史に決定的な一歩を踏み出されたとき、誰がそれに気が付いたのか。預言聖句の専門家であった律法学者や祭司たち、ファリサイ派の人々ではない。
その代わりに、異教徒の星を眺める者たちや農民の羊飼いたちが、神のなさることを見極めていた。彼らは専門家でもなく、宗教的な喧噪の中心にいる反動者でもなく、思索の静かな端っこにいる静かな人々だった。
星を眺めたり、夜警をしたりすることは、観想的生活の深い比喩である。多くの人々にとって、東方の賢者や羊飼いたちが、夜中に長い間、空を見張っていることは、何の意味もないことをしているように見えるだろう。
神を待つということは、神が行動するのを待つということ。神は常に世界を愛し、常に何かを生み出しているのだから。神が行動するのを待つということは、あなたの魂が十分に静かになり、瞑想的になって、神が権力の回廊から遠く離れた、曖昧で忘れ去られた片隅で何をしているのかを見分けることができるようになるのを待つことなのだ。
だから、自信を持って言おう:神は行動しようとしている。神はあなたの人生に 、そして私たちの世界に行動を起こそうとしている。
しかし、神の行いを見極めたいのであれば、まず静かに観想して待つことを学ばなければならない。そうでなければ、ただのアクティビスト(re-activist)になってしまう。アクティビストはただ怒りを再生産し、世界を怒りの渦に巻き込むだけだ。イエスは思索的な活動家であったが、決してアクティビストではなかった。」
(下線:池田)
悪を再生産しない。彼らの不健全さ、悪で自分の行動、生き方を定義しない。
・あなたの痛みはキリストを通して何を生み出し、表現するのか。何を人々にもたらすか。